私は7年になりますが、「スタディグループ赤坂会」という歯科の勉強会の会員です。
1992年に寺西邦彦先生を主宰に発足した会で、年に3回東京国際フォーラムで例会、年末には特別講演会が開催されており、全国各地より多くの歯科関係者が集まります。
私は、この赤坂会が初めて「スタディーグループ」というものに触れたこともあり、仕事としている歯科診療に対する基礎的な知識とその重要さを学ぶことができました。
また、赤坂会をはじめとする大きな会では、会員発表もあり毎回勉強された先生方の治療ケースを見る機会もあったり、様々な分野で活躍される先生の講義もあります。
そして会員外の方々の参加も認められていたり、技工士さん、衛生士さんもたくさん参加されていて、毎回いろいろな刺激を受けています。
さて、その赤坂会ですが、今年、メンバーの先生方が本を出版されたことを記念して盛岡、博多で講演会を行いました。
そこでぜひ鹿児島でも行ってもらいたい!と鹿児島県唯一の会員である私が声を上げさせていただきました。
寺西先生はじめ会長の中丸先生、ほか多くの先生方の協力のもと、初めて鹿児島講演会が実現したんです!!
私は、赤坂会会員になって以来、一度は鹿児島の先生方に聞いてもらいたい!と願ってまいりました。
そして今回は予想をはるかに超えた人数が集まり会場はぎゅうぎゅうになってしまう程でした。
また内容的にも、赤坂会ならではの審査診断の大切さ、義歯設計のノウハウなど日本の歯科の神髄ともいえる精密かつ精巧な治療内容の発表でした。
鹿児島からは、歯科衛生士さんからなる「はみがきプロジェクト」のメンバーがお手伝いいただき、大いに盛り上がった講演会となりました。
歯科治療のクオリティは世界においても決して引けを取りません。むしろ技術的にはハイレベルであると言えます。
それでも様々な材料や器材が発達する中で、学ぶことや技術を磨くことを怠ってはついていくことが出来ませんし、お口の中の小さな歯を治療するという匠の技を磨くことを休んではいけない。
どの医療機関も同じクオリティではないと思っています。
これからも学ぶことを忘れずに精進していきたいと思います!!