歯科治療は、痛く辛いものだというイメージがあるかもしれませんが、自分が治っていくことを楽しみに思ってくださる方が共に頑張れます!
お年を取られてご自分の歯が少なくなっても、ご自分の歯がどうなって治っていくのかイメージできると治療の途中の違和感や咬みにくさも乗り越えられる!
最後には必ずゴールがあるということを分かってもらえたら嬉しいものです♪
今回の患者さんは88歳男性。。。
何かあるたびに治療を行ってもらっていたものの、だんだん咬みにくくなってきた、と来院されました。
確かに、残っている歯の状態も悪いですし、歯ブラシをするのも難しそう。
そしてどこで咬んでいいのか分からなくなっていました。
さて、これは3回目の治療の時。
すでにお口の中のコントロールが出来るようになっていて、環境も変わってきているのが分かります。
余談ではありますが、加齢と共に機能も低下してしまうお口の中、頑張って磨いてもキレイにならない、磨くのが上手くできなくなっていく…なのではなくて。
キレイにできる環境を整えてもらっていないということもあります。
体の一部で臓器とも言われる歯は、ちゃんと年齢に合った機能を与えてあげるとそれだけでちゃんと答えてくれるようになります。
それも私たち歯科医師、歯科衛生士の役割でもあります!
さてさて、治療が進み、ようやく入れ歯の試適の時。
見た目がキレイ…なのではなくて、機能しそう!うまく咬めそう!
そう、それが機能的で審美的な歯科治療なんです。
そしてそのバランスの取れた治療は長持ちします。
次、患者さんが最後のセットにくるのがワクワクすると言ってくれました♡
そんな治療が一番うれしいです!!