月別アーカイブ: 2018年4月

ワクワクする治療♪


 

歯科治療は、痛く辛いものだというイメージがあるかもしれませんが、自分が治っていくことを楽しみに思ってくださる方が共に頑張れます!

 

お年を取られてご自分の歯が少なくなっても、ご自分の歯がどうなって治っていくのかイメージできると治療の途中の違和感や咬みにくさも乗り越えられる!

 

最後には必ずゴールがあるということを分かってもらえたら嬉しいものです♪

 

今回の患者さんは88歳男性。。。
何かあるたびに治療を行ってもらっていたものの、だんだん咬みにくくなってきた、と来院されました。

 

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確かに、残っている歯の状態も悪いですし、歯ブラシをするのも難しそう。
そしてどこで咬んでいいのか分からなくなっていました。

 

 

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さて、これは3回目の治療の時。
すでにお口の中のコントロールが出来るようになっていて、環境も変わってきているのが分かります。

 

余談ではありますが、加齢と共に機能も低下してしまうお口の中、頑張って磨いてもキレイにならない、磨くのが上手くできなくなっていく…なのではなくて。
キレイにできる環境を整えてもらっていないということもあります。
体の一部で臓器とも言われる歯は、ちゃんと年齢に合った機能を与えてあげるとそれだけでちゃんと答えてくれるようになります。
それも私たち歯科医師、歯科衛生士の役割でもあります!

 

 

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さてさて、治療が進み、ようやく入れ歯の試適の時。
見た目がキレイ…なのではなくて、機能しそう!うまく咬めそう!
そう、それが機能的で審美的な歯科治療なんです。
そしてそのバランスの取れた治療は長持ちします。

 

次、患者さんが最後のセットにくるのがワクワクすると言ってくれました♡
そんな治療が一番うれしいです!!

「QDT」掲載!!


 

先日発行された4月号の「QDT」に当院のケースが掲載されました!!

 

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技工士さんの登竜門ともいわれるMaster pieceに載ったのは鹿児島で活躍する技工士「峯崎 稔久」くん。
海外での経験もあり、帰国後、鹿児島でラボを開設しています。

ここ2年くらい、すがデンとのコラボレーションを行い、数例の症例を作成してくれています!

 

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今回の患者さんは、妊婦さんでもあったため歯肉の状態を整えるところから当院の衛生士さんが力を発揮してくれました!

 

そして、専門的な話になりますが左上の側切歯は少し内側に入っていて歯冠乳頭の退縮も認められたため、近心の形成量を多く取りました。
また、左上中切歯の唇側の歯肉ラインも少し低めだったため深く形成しマテリアルのS状形態をとってもらうことで歯肉の移動を測りました。

 

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セット時にもおおよそ予定通りの歯肉ラインになってくれてますが、これからメインテナンスの経過中にはもっと理想通りの歯肉になってくれることと思います!

 

患者さんには、先月あたりには元気な赤ちゃんも生まれてくれていることと思います♪
笑顔のお母さんに出会えたことを想像しています!!

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