月別アーカイブ: 2017年6月

歯肉ライン


 

17歳高校生。
笑った時の歯ぐきのラインが気になる…と相談がありました。
いわゆるガミーフェイスと呼ばれるもの。
これには大きく分けて2つの原因があります。
ひとつめは歯の位置がもともと下方にある場合。二つ目は上唇が大きくめくれる動きによって見えてしまう場合。
そしてどちらも伴っている場合。。。
彼女の場合はどちらも伴っていると思われました。

 

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しかし年齢的な問題も考慮し、また矯正治療はいまのところ望まないということで審査診断を行いました。
歯周ポケットと呼ばれるものを測り、どのような状態なのかしっかりと判断します。
そして今回は単純に除去できる歯肉が存在すると判断し、施行。
(正確な判断のもと行いますので、みなさま同じことが可能ではありません。)

 

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最初の相談でかなり恐怖心があり、ドキドキしながら来院されていましたがあっという間の治療時間にビックリして帰られました。笑

 

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そして1週間後!!
「全然痛くなかった」と言って笑ってましたが、それ以上に「すごく変わった。やって良かった♪」て。
女の子は美的感覚が鋭いですから、こんなことでまた自分の事に興味をもって人前で笑えるって素晴らしいことです~♡

 

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前歯の見栄えは、いろんな要素からその状態になっていることがあります。

まずはご自分の状態を把握されてどんな治療がベストか考えていきたいですね♪

圧排糸


 

当たり前のようで当たり前じゃない??

 

 

一般的に被せ物、差し歯…などと呼ばれるかもしれませんが。
虫歯で強度をなくした歯の型を取り全体を覆うような歯を入れる、そんな治療をしたことがあるかもしれません。

 

基本的に、歯には「咬む」という重大任務がありますから、体重ほどで咬みしめるための強度が必要です。
虫歯で失った歯を補うには、その強度を与える必要がある、ということになります。
その形、その素材、その削る量などは、先生が決めることになりますが、患者さんの希望を踏まえ最適なものを選んでいきます。

 

前にも話したように、そこで選ばれた素材のものが長持ちする秘訣のひとつに「歯ぐきとの調和」があります。
以前からの歯茎の状態、削ったあとの管理状態、他の歯との兼ね合い、、、など。
そして治療中にも歯ぐきの状態はどんどん変わって行きます。

 

そんな中で、歯の型どりをする事になりますが、当然、整った状態とはいえ、完璧な型どりをできなければ意味がありません。
当院では、保険診療、自費診療に関わらず型どりの際には「圧排糸」という特殊な糸を使用して歯の形がはっきり分かるように印象を採ります。
これがいい治療につながる!とどの患者さんも理解してくださり協力してくださいます。

 

残念なことに型どりが上手くいかないことで、再度製作し直しが必要になり技工士さんが困ったり来院数が増えて患者さんが困ったり。
クリニック側のエラーがどこかにしわ寄せが行かないようにしなければいけませんね!

 

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 この患者さんは前歯1本。

歯ぐきの周りに糸が巻いてあるのが確認できると思います。

 

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この患者さんのように歯ぐきを整えるために歯ぐきの移動手術を行った場合は特に注意が必要。
歯との境目は、ずっと深いところにあり通常通りの型どりでは採りきれません。
上の写真が仕上がりの写真になります!

 

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そして複数本の印象。
患者さんも大変な治療にはなりますが、仕上がりを見てもらえると分かるように、境目がどの歯も分からないくらい綺麗に仕上がっていると思います。

 

長持ちは治療によって変わります。
「入った時は良かった」では残念。
「ひと手間」が「当たり前」になりますように。。。

 

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