月別アーカイブ: 2020年10月

セット後の変化


 

歯科治療は、治療途中や結果だけに目がいってしまいがちです。

しかし、私たちはその後の経過に伴う変化や長期にわたる安定をゴールにしています。

いれたばっかりの歯が綺麗なのは当たり前ですから。。。

 

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こちらは、右上の3番目の歯から右上1番目の歯までのオールセラミック・ブリッジ。

 

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装着後、2週間目。

歯と歯の間の歯肉が盛り上がり、隙間を埋めてきているのが分かります。

いれた直後に歯肉がみっちりあるのは逆に後の炎症に繋がります。

だんだん歯肉が伸びてきて、健康な色で歯を覆ってくれるのが大切です♪

長期安定、そんなところにも注目してみてくださいね!!

歯周病の初期治療


 

近年、全身疾患との関りやウィルスなどの感染症との関りがとても深いといわれる歯周病ですが。
その初期治療はとても重要です。
知識と技術がないと、病状が長引いたり悪化したりする可能性があるんです。

 

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患者さんは、60代女性。
他院で2年間の歯周病治療を行っていましたが、徐々に症状は悪化。
最近では、朝起きると口の中が血でいっぱいになっていたり、喉に血痕がたまっていた様子。

 

すぐに全身疾患について問診を行いました。
貧血、白血球数、糖尿病、高血圧。。。
血液検査の依頼をさせて頂きました。

 

スケーリングは出血を伴う治療ですので、一度全身に敗血症を起こすと言われています。
ブラッシング指導を行い、最低限の侵襲でのスケーリング。

 

すると、たったの2回の来院で寝起きの出血が気にならないくらいになりました。。。と!

 

大切なのは、張り切った歯石除去や麻酔下での歯肉刺激ではありません。
患者さん毎に異なる病状に対する適切な対応です。

 

そして、歯科衛生士さんの適切な部位への優しいアプローチ♡
安心して任せられる技術を大切にしています!!

 

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