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°˖✧最小限の治療でキレイに✧˖°


 

人の歯の表面にある「エナメル質」というものは、とにかく素晴らしい素材なんです。

 

私たちの体に細菌を入れないように頑張ってくれていますし、何でも咬めるようにもしてくれます。
そのくらい硬く、緻密な形態をしており、神様のくれた宝物だと言われています。

 

そんなエナメル質をいかに守れるかが歯科治療のカギとなってきます。
最近いわれる「MI治療」というものも、そういった考えに基づいています。

 

さて、このように治療の必要な虫歯と、綺麗さを追求する審美的なものが入り混じったとき、さっさと削って全部差し歯にすることが正しいと思いますか?
治療方法はたくさんありますし、患者さんの満足度は人それぞれで違います。
でも、年齢や先ほど書いたようなにエナメル質の保存を考えると、どういった治療を「今回は」考えていくのか、とても大事になってきます。

 

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今回、20代の彼女には、最初から差し歯だった歯を除き、全て変色、虫歯の部分だけを取り除いてコンポジットレジンで修復をしました。

 

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これから何十年もの間、使っていかなければならないんです。

その間には、多少なりともやり直しが必要かもしれませんが、それがいまこのタイミングだと決めるのには早すぎます。
どんな治療でも、本当に今のこの時期に、失くしてしまう必要があるのか、よくよく考えて主治医とディスカッションし、最善の治療を行ってくださいね!
失くしたものは取り戻せない!!
(歯肉の色も良くなって、隙間もキレイになったことにも注目してね笑)

 

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キレイな仕上がり°˖✧◝✧˖°


 

「キレイな歯」というと天然歯に勝るものはないですが。。。

 

何かしらの理由で治療を行った歯も、いわゆる「キレイ」と思う結果があります。
それは、以前よりマシ、でも、こんなもんか、でもなく、専門的な目で見てもキレイだという結果だろうと思っています。

 

残念ながら、時間と共にメインテナンス不良で合わなくなってしまったり、持病も含めて炎症の起こりやすい口の中の環境になったりもあるかもしれませんが。
現在の歯科治療ではメタル(金属)の不使用であったり、高度な色合わせであったり、スコープの発達であったりで、かなり精巧なものが出来るようになってきました。

 

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それでも、歯の切削量(削る量)や歯肉の取り扱い、またセットしてから少し経ってから歯肉が戻ってきて最終的に予想通りの歯になることの予測など。
私たち専門医と歯科衛生士、歯科技工士のチーム力と、人の手にかかっているのは間違いないです。

 

(実は歯を削ったり、仮歯の脱着、セットの際の刺激によって歯ぐきには少なからずとも影響が出ます。なので、初めてその歯を入れた時より数週間~数か月で歯ぐきは移動して綺麗な位置に戻ってきます。
それを私たちは最初から予想して治療をしています。入れた時は良かった、その後、炎症が起こる、と言うような物はメインテナンスが上手く行きません。)

 

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どうですか??
そもそも患者さんは「キレイな仕上がり」を見たことがありません。
どんな結果が待っているのかお任せである以上、誰もが納得いく治療を目指しています!!

 

これから長く使っていくご自分の体の一部ですから、妥協せず、そして信頼のもと、キレイな仕上がり…そして長持ちする歯を目指してください!!

 

 

母校での発表!!


 

去る9月9日、母校である「日本歯科大学」内にあります九段ホールにて、スーパー日歯会での発表の場を頂きました。

 

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私の卒業した日本歯科大学は創設112年の歴史ある大学です。
私の通った東京校は、千代田区飯田橋にあり、そこへ6年間通学しました。

 

久しぶりの飯田橋は、駅のスロームも様変わりしていて、大学までの道のりも変わっていました。
当然、当時のままのものも存在して懐かしい気持ちもたくさん感じました。

 

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さて、スーパー日歯会とは、とうぜん日歯大の卒業生の勉強会なんですがこの会は、都内で活躍する後輩歯科医師数人が執行委員として運営されています。
私も去年、同級生の発表があり参加をしてみましたが、多くの卒業生、しかも若手の皆さんがとても生き生きと参加していて、懇親会含め意見交換も盛んです。
鹿児島ではなかなか若手同士で診療に関して話す機会もなく、とてもうらやましい気がしました。

 

今回は第5回記念ということで世代別に7名の発表者がいました。
学生時代に知ってる後輩たちも含め、本当に若い先生方もとても素晴らしいケースを発表、学術的内容もとても勉強して診療を行っていることが分かる内容でした。
そして、何より、お世話になった先輩の米本先生(医療法人社団 白翔会 会長)が座長をつとめていただいた事に感謝しています。

 

発表内容は、いま、私が地方へ帰っていき、女性歯科医師として開業の道を選んだことをお話しました。
学風柄、都内近郊出身の多い大学なので、皆さん都会での開業者ばかり。
これから地方では高齢社会が急速に進むため、どのように歯科医療が携わっていくか、少しでも理解してもらいたくてお話をしました。

 

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このように、母校で発表など学生時代は全く考えもしなかったため、とても感激しましたし、呼んでくれた後輩たちにも感謝です!!

そして同時に発表された先生たちの素晴らしい治療や勉強されていることに、刺激を受けました!!
また次に先生方に会うまで私自身も精進し、追いつかれないように努力し続けたいと思いました♪

隠れた病…


 

歯はほとんど残っている。
虫歯の治療もそんなにたくさんしたことはない。
歯医者さんにたくさん通った経験はない。

 

だけど、
最近、歯が浮いたよう。
物がよく詰まる。
たまに血が出る。

 

年のせいよね。。。

 

でも時間が出来たし、ちょっと歯医者さんで検診してみよう。
と、保険診療の一環でレントゲンと歯周病検査の結果、重度の歯周病です。

 

歯を支える歯槽骨は、年齢とともに痩せていく傾向にあります。
歯並びや若年性歯周病、虫歯治療の経緯などで少し差があるものの、どんな方でも衰えていきます。
そして鍛えたり、サプリを飲んだからといって、強くなるものではありません。

 

40代をメドに、歯ぐきや骨などには何らかの自覚症状が出てきます。
ホルモンバランスやストレスなどで症状が出たりもします。
どんなにキレイに磨いても口臭やお口の違和感が出ることが多くなります。

 

市販では、歯周病や口臭対策などの商品も数多くありますが、きっと歯科医院に来ることに勝るものはないでしょう。

 

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30代女性

 

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40代女性

 

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50代男性

 

これは、歯周病検査といって骨がどのくらい残っているかを知るための検査です。
通常はグリーンライン内の3㎜以下が正常値と呼ばれるものですが、イエローゾーン、レッドゾーンに入るとそれぞれ警告がでるという仕組みです。

では、インプラント治療??ちょっと待ってください。

本当に自分の歯が使えなのかどうか、もう一度、考えてください。
長期にわたりメインテナンスを繰り返すことで自分の歯で咬んでいけることが数多く存在します!

 

どんなに着飾っても衰えていくことを止められない部位があります。
それがお口の中で起こってるかもしれません。
当院では、さまざまな勉強や実践コースで熟練した女性スタッフが対応します。
ぜひ、女性の方もご相談ください!!

笑顔って♡


 

笑顔の基準っていろいろです!
でも思いっきり笑う回数が多い方が長寿に繋がるって知っていましたか?

 

私たち歯科医師がきれいだと思う基準は、規格や数値に基づいていますが、それが患者さん本人の希望と全く一致するとは限りません。
しかし、誰が見ても「キレイだ」と感じてもらうことは、とても大事です!

 

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どこまでキレイになれるか、たくさんのシュミレーションが必要そうです。
患者さん自身は想像が出来なくて、心配になることもあるかもしれませんが、そこは信頼に限りますね!

 

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セットされてすぐの状態です。
ここに至るまで、実は歯を治しただけではありません。
詳細をお聞きになりたい方はスタッフまで(笑)

 

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「歯」は顔の一部といいますが、臓器の一部でもあります。
機能することが大前提で、機能すると自然とバランスが取れてきますし、長持ちもします。
このシュミレーションが最初っから出来ていないと要はキレイな歯は作ることができません。

 

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笑顔ってホントにいいですよね~♪
お化粧もしたくなるでしょうし、男性だって大口開けて笑いたくなります!
そんな笑顔には歯がとっても大事だって分かってください♡

準備万端!


 

治療をするということは、何かを改善していくことではあります。
虫歯や根の治療のように感染源を除去することも、削った歯に代わる物を作成・装着することも治療です。

 

そしてそれは、機能的で審美的でなければなりません。
出来るだけ長くにわたり私たちの臓器の一部として機能してもらわなければならないのです。

 

ですから、下準備をして計画的にそして精密に事が運んでいかなければいい結果は得ることが出来ません。

 

ブログには前歯の写真が多く起用されますが、これは視覚的に患者さんに分かりやすいといった理由からです。
また写真に撮影すると細かい色や形が見えやすく、出来栄えが判断しやすい事もあります。

 

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このように、治していきたい場所が1か所でも他に影響する要因があるなら、そこから治療を進めていくことも大切です。
今回は、作る歯の大きさや形態に影響が出ると判断し、先に周りの環境を整えることから始めました。

 

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さぁ、これで準備万端!!
型を取っていきましょう!!

 

 

オーラルフレイルを食い止めて!


 

最近、健康寿命や高齢者増加のニュースにともなって「オーラルフレイル」という言葉が頻繁に聞かれます。

 

オーラル(口腔)フレイル(虚弱)というのは、口の衰えのことを言います。
オーラルフレイルは、全身的・精神的・社会的なつながりに大きな影響を与えます。

 

1.しっかりと咬めない
2.咬むと違和感がある
3.食べこぼしがある
4.むせる
5.乾燥し飲み込むのに時間がかかる
6.活舌が悪くなる

 

ひとつでも当てはまると口腔リハビリを受ける必要があります。

 

確かに、食べる時間がかかるとどうしても栄養分が少なく柔らかいものを好むようになり食欲も減ります。
また、むせや食べこぼしは対人関係に影響を及ぼすようになり、外出も少なくなっていきます。
そういったフレイルを確認できるのは、歯科医院でしかありません。

 

しかし、その歯科医院でも患者さんへの治療の意欲や理解を置き去りにしてしまうと、どうしても後追い治療になりがちです。

 

つい最近まで治療に通院していたというおじいちゃん。
食べにくくなり食事に影響が出てきたとお嫁さんから紹介されて来ました。

 

 

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しっかりと治療の必要性を伝え、どのくらいの治療期間がかかり、どのくらいの費用がかかるのか。
患者さんの理解能力に合わせてお話をする時間があればいいんだと思います。

 

 

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咬めるようになり、口腔ケアが出来るようになればオーラルフレイルに対しても十分な対策が出来ます!!

健康はお口から!!

 

前歯シリーズ


 

突然ではありましたが、交通事故の後遺症とでも言うのでしょうか。
事故後2か月ほど経過して、当初ぶつけグラグラしてはいたものの今になってポキっと折れた!と来院されました。

 

幸い、痛みや歯の動揺がなく、神経のない歯に事故でヒビが入ったのでしょう。
きれいに歯頚部から折れていました。

 

さて、ではどうしましょう、と言うことでレントゲン等の精査を行い、事故直後では難しかったかもしれませんが落ち着いていた歯ぐきも確認。
当日のうちに土台を立てました。

 

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印象を採り、色合わせをし、完成。
歯並びを考慮して今回はあえてシンメトリー(対称的)ではない仕上げに。

 

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技工士・峯崎くんの技ですね!!

 

いま技工士さんになる人の数が減っています。
こんな芸術的でかつ人体の一部を作れる仕事はとても大事な仕事でもありますし、やり甲斐もあります。
しかし、仕事の体制などまだまだ改善が必要な事もたくさんあります。
私たち歯科医院も一丸となってより良い環境になるよう努力しなければなりませんね!

 

素晴らしい仕事をありがとう!!

 

アワード受賞!!


 

5月に行われたORE Dental Expo 2018@Osakaも無事終わり、衛生士セッションでの発表も終わりました。

 

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当院のスタッフである濱崎さんも発表しました。

 

今回のテーマは「チームワーク医療」
私たちが日ごろから目指し行っているものです。

 

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他の9名の全国から選ばれた衛生士さんの発表も素晴らしく、質疑応答も盛んに行われました。

 

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そこで今年の衛生士セッションのアワード発表!!!

なんと!!!
「すがわらデンタルクリニック 濱崎さん!!!」と♡
スタッフ一同参加していましたが皆で大喜び!!!

 

 

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これまで開業して以来、歯科医業も当然ながら、衛生士業も手抜きぜず妥協せず、誠意をもった態勢で行ってきました。
残念ながら伝わりきれない事もありましたが、どこよりも勉強し知識を増やし、多くの選択肢を提供できるようやって参りました。
その事が少し認められたようで嬉しかったです!

 

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頂いた賞状とトロフィーは届いたら待合室に飾りますのでぜひ見て下さいね♪

MIコンセプト☆ニノ講演会


 

先日、東京都渋谷区で開業されている二宮先生の講演会が福岡で行われました。

 

二宮先生とは数年前より交流がありましたが、海外でその実力をいち早く認められてから講演会も海外で行うことが多いため直接講演を拝聴することができないままでいました。

 

今回は、福岡のFLATというスタディーグループによる講演会。
FLEAには私の所属する赤坂会で活躍する樋口先生がいらっしゃり、楽しんで参加することが出来ました。

 

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感想は…とにかく圧巻!
参加して良かった!!
なぜって…とにかく伝わる熱意も素晴らしいし技術も知識も勉強量も素晴らしい。
そして一番はセクシー(笑)

 

いや、これはニノ自身もセクシーな男性ではありますが、スライド1枚1枚も、症例の結果も。
症例の結果を見れば、彼がそこに行きつくまでの努力も技術も一目瞭然。
そう、削ることもダイレクトボンディングもインプラントも、ひとつの行きつくまでのひとつの手段でしかない。
どこかが出来ないとかどこかの結果が伴わないとか、そんなことでは到達できない結果ではありますが、歯科医師として出来ないなんてはずがない。

そう!!そこなんです。
私も同じ気持ちで毎日の診療に向かっています。

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そして彼の所属する「Bio Emulation」のMIコンセプトにも同感です。
歯を残す、体の組織を残す、その手段は歯科医師である私たちの腕にかかっています。

 

(お写真は一緒に鹿児島から向かった平川先生とパチリ)

 

素晴らしい講演を聴くことができ、最高の友達に恵まれて、本当に良かった♪