75歳男性。
以前に治療をしていた上顎前歯。
ラミネートべニアという歯の表面だけを削り貼る手法ですが、裏側からの虫歯が徐々に進み、今回、治療を進めていくことにしました。
ご本人の年齢が75歳といことも考慮して、今回は完全に被せる形の差し歯で設計です。
そこまで歯を出して笑われる方ではありませんし。
今のご時世、マスク生活ではありますが、せっかく治療するのであれば誰が見てもキレイだと思うような歯がいいな~との希望がありました。
幸いにも歯周病の罹患がなく、歯肉の状態は良好でしたので治療はスムーズに進みました。
何度も言いますが、キレイ(審美)=機能!!
最高の機能を与えたら最高のキレイになります。
咬み合わせ、顎の運動、顎関節との調和、アンテリアガイダンス、歯肉からの立ち上がり、形成量、歯肉の取り扱い、仮歯の調整、素材。。。
さまざまな事をきちんと行うことで、長い間、キレイが保てる歯が出来てきます。
高齢化社会の手助けにもなるかもしれませんね!