ブログ

こんな試み…


 

先日、40年前に治療した歯が欠けた…という患者さんがいらっしゃいました。

 

40年前、セラミックで治療されたその歯は、とても綺麗でしたが、全身麻酔の気管挿管によって傷つき時間とともに破折したんだろうと推測されます。
破折した右上の1本だけの治療…それでけでも製作は難しいですが。
40年前のポーセレンとなると、もっと困難です。

 

そこで、歯ぐきの状態を整え、形成、印象。
製作にはいりました。

 

DSC_0527

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、Beaux Arts ラボに台湾からの留学生が勉強に来ていると、代表以外にも2人の留学生が研修かねて同時に製作してくれることになりました!
そして、名前を隠して患者さんに見てもらうという試み!
面白いですね~

 

 

患者さんの了承を得て、出来上がってきました!!!
どれが、誰の作品でしょうか?
代表も「A.K.B」なんて(笑)

 

 

DSC_0531

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうやって模型に入れてみると、どれも素晴らしい!!
患者さんの歯に合って選ばれるのは、どの歯でしょうか??ワクワクです♫

 

 

DSC_0517

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「歯を作る」と言っても、本当はとても大変な作業のゴールにあります。
削る人、歯ぐきを整え印象を採る人、そして作る人。
それには、センスや経験や丁寧さが関係しています!
見た目だけでなく、治療としての確実さと長い時間の持ちと、比例します!
ご自分の「歯」、誰に託すか、じっくりと考えてください。。。

 

バックナンバー

ページ先頭へ戻る