初診は3年前でした。
他院で付けた仮歯の状態で治療相談に来られました。
かみ合わせ、奥歯の問題、前歯のスライド。。。なかなか問題は多いように思いました。
治療を行っていきたいとの要望から、まずは問題をピックアップ。
そして、気になっていた前歯の仮歯を人前でも恥ずかしくないようなものへ変更しました。
かみ合わせに問題がある場合、矯正治療を行うのか、補綴治療を行うのか。
今回はどちらも必要だろうと判断し、診断用のセットアップ模型を作成しました。
そして、下顎の矯正治療のスタート!
上の写真にもあるように、患者さんは左上の2番目の歯がないことで、歯肉や骨がくぼんでいることや3番目の犬歯の歯肉が上の方にあることを気にしていらっしゃったので、歯肉移植術を計画しました。
必要な遊離歯肉を他部位から採取。
ここに移植します。
移植後。
それから、奥歯のかみ合わせの確立。
残せない歯の抜歯。
下顎の矯正治療の終了をまって。。。
土台を立て削る量を計算します。
衛生士さんの歯肉のコントロールも同時進行。
3年後。
患者さんも頑張って通ってくれました!
その場限りの治療は長持ちしませんし、無計画な治療も同じです。
チームワークがとっても大切です♡
これからなが~く使ってもらうための治療ですから、咬めること・磨けること・きれいなこと、の3拍子が揃って初めて治療と呼べるんです!
これからもプロフェッショナルな力を発揮していきたいと思っています♪