7月14日を皮切りに、鹿児島の衛生士さんのためのスキルアップセミナーをスタートさせました。
今回、このセミナーは当院の主催で行い、講師の選出や依頼も含めて行いました。
当初、15名程度の参加予定を考えていましたが、最終的には30名の参加がありました。
第1日目・前半は、熊本で活躍され全国でも講演や勉強会を主催されている衛生士の「本田 貴子」さん。
インプラントメインテナンスについてのご講演を依頼しましたが、衛生士としての本質や誠意についてのお話もあり、スタートとして素晴らしいお話をいただきました。
また最後には、熊本の衛生士コミュニティーを成功させたその功績の秘訣をお聞きし、鹿児島へのアドバイスをいただきました。
後半は、鹿児島出身で現在愛知県で診療をされている精神科医の「増田 さやか」先生。
歯科治療を受ける患者さんの心理や精神疾患によって投薬を受けている患者さんの留意点など、多肢にわたりお話をお聞きすることができました。
また増田先生は発達障害や減断薬サポートを行い、薬に頼らない多様なアプローチの講演を行っており、そのアドバイスすもいただくことが出来ました。
第2日目の前半は、拡大鏡を使用した実習。
日本歯科商社の協力のもと、最近では学生さんで常識となってきた拡大鏡を使用した歯科治療を体験してもらいました。
普段はなかなか検討することのできない拡大鏡ですが、実際使用してみることで身近に感じてもらえたのではないかと思います。
後半は、鹿児島で開業されている「茆原 かおり」先生。
先生は、日本でも有名な西川善昌先生のコースインストラクターを手掛け、多くの咬み合わせについての著書を手掛けていらっしゃいます。
今回は「衛生士に知って欲しい咬合」ということでお話いただきましたが、歯科衛生士と歯科医師と手を組んでいかなければいい治療はできないと強くお話していただきました。
第3日目の前半は、鹿児島のラジオやTVで活躍している「福元 ゆみ」さん。
人に伝える言葉とは、ということで実践的に互いに話してみたり、動物になりきってみたり。
何よりも、うまくいかない時やコミュニケーションが取れない時は、相手を好きになってみることから初めてみてくださいという言葉には、みなさん様々な反応をしていました。
後半は、今現在、彼の講演の人気は一番なのではないか、と言われるほどの「角祥太郎」先生が千葉から来てくださいました。
彼の書くブログやSNSの内容、TV出演の時の話は笑なしには聞くことが出来ません。
「腑に落ちて」のくだりから「医院と共に成長する」ことまで、同じ職場ではたらく異業種の人同士であれば誰しも納得でき共感できるような話にあっという間の時間となりました。
最終日、4日目の前半は、歯科技工士として活躍中の「峯崎 稔久」lくん。
鹿児島で開業しながら様々な講演会で講演したり、活躍されていますが、人の好さで仕事にも丁寧さが表れる人柄も好かれています。
歯科技工士がクリニックに求めるものが理解できれば、衛生士としての業務にも目的ができ、間違いのない取引ができるようになります。
そしてコミュニケーションを互いにとることで、患者さんに優しい被せものが出来るという訳です。
後半、最後の講演者はラストを飾るにふさわしい「田中 真喜」先生でした。
先生は最年少最短で歯周病専門医を取られたり、日本人初のレーザー指導医になられたりと世界中で活躍され、ウィキペディアにも掲載されている人物です。
可愛らしい外観からは想像もできないほど、治療に関しては素晴らしく、またパワフルな治療も行っています。
とにかくこんな技術を持ち、こんなに健康維持に貢献している職業の人はいない、と何度も言ってくださいましたね。
それほど、歯科衛生士とは大切な業種だということを知り、自信を持ってそのパワーをいつまでも発揮していただきたいものです!
当院の衛生士さんたちも大活躍でした!!
皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます!!
2か月間、おつかれさまでした♡