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ブリッジもいい選択肢です♪


 

前歯が1本ありません。

 

ずいぶん前に抜歯したままの前歯、今回、治療をしたいとのことで、どのような治療を行っていくか検討しました。

 

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欠損部の治療は、隣接の歯に頼るブリッジと、歯と歯茎に頼る入れ歯、そして骨に頼るインプラントの3種類があります。
それぞれに利点欠点がありますので、自分の生態にはどれが合ってるのか検査してもらって提案してもらうことが必要です。
そして、その中から自分に合った治療方法を決めていきます。
先生が一番だと提案しても決してそれを選ぶ必要はありません。

 

今回は、3種類の提案をしましたが、患者さんとの同意でブリッジに決定しました。
骨の状態、隣在歯の状態から言ってもそれが一番いいと思います。

 

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さて、実際、作成してもらった(峯崎くん)歯を見ると、すごく濃く感じますよね!
人間の歯は、内部からいろいろな色が重なり、そして実際の歯とは違う色の見せ方で他の歯に近づけていきます。
これはもう技工士テクニックですから、どんなにきれいに形成して完璧な印象を採ってもお任せするしかありません。

 

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ということで、最高にマッチした歯が出来てきました!!
何度も書きますが、審査診断や歯の形成・印象はドクターの仕事!
最終な歯が入るまでの歯肉のコントロールは歯科衛生士の仕事!
歯の作成は歯科技工士の仕事!
この3人でチームワーク診療を重ねれば、何を言わずともいつも通り、時には相手の違いが分かり対応でき、そして結果が伴います。

 

そうすれば、たぶん、長期に安定した状態の歯ができるはずで、患者さんはその時、私たちに任せて良かった~と思ってくれるはずです!

診査診断!!それが大事だと勉強してきました!!


 

さまざまな患者さんがいらっしゃってくださっていますが、各々の状態、かみ合わせ、どのような経過をたどったか。
また、現在の歯、軟組織、顎関節、周囲筋の状態も本当に様々です。

 

素晴らしい出会いのお陰で、素晴らしい先生方に出会い、多くの勉強をさせていただいてきましたが、最初の段階でとにかく衝撃的だったのは、初診の段階でどれほどの情報を得て、診断を行っていくかということでした。
とくに赤坂会の新藤先生の講演を聞くと、その情報量に驚き、他に目がついてるんじゃないか、と思うほどです。。。

 

そして毎回同じではありますが、診断チャートにすべての診断結果を照らし合わせ、どのような治療計画を立てられるか。
そして費用、時間、侵襲のすべてを総合して最終的な治療を決めていく。
それに尽きると思います。

 

患者さんの状態が分からなければ治療は失敗しますし、治療経過に応じて即座に対応しなければゴールが遠のきます。
引き出しの多さも重要だと思っています。

 

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患者さんは、とても遠くからわざわざうわさを聞いて尋ねてきてくださいました。
放置した口腔内は確かに大変です。

 

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そこで、いくつかの治療方針を立案、提示し、選んでいただきます。
決まった治療内容に応じて今度は技工士さんと話し合い。
診断用ワックスアップを作ってもらいます。

 

欠損部のインプラント、現存の不良補綴物を変えて新たな咬合を作っていきます!
この時の模型つくりのための印象もコツがあるので、そこは衛生士さんのしっかりとした印象採得が必要ですね!
歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士のチームワークプレー!本当に大事です!

 

いきなり歯って抜けるんですよ


 

患者さんは、40代女性。
以前から歯周病治療に通っています。

 

たいていの先生は写真を見ただけで、どのような経過をたどってこの状態になったのか分かって頂けると思います。
当然、臼歯の動揺もありますし、早期接触のこまめなチェックは行っています。

 

しかし、とうとう抜けてしまったと連絡があり、治療をすすめていくことになりました。
突然のことに患者さんも驚かれたとは思いますが、今後の予測がついていたらそれを説明し心の準備もできます!

 

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抜けた歯の隣も神経はなく、状態としてはあまり万全ではないので、しっかりとした治療計画を立案。
患者さんの希望と診療としての判断とで最終的にブリッジ治療を決定しました。

 

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色は、患者さんの希望も聞いて気持ち白めに。
それでも、しっかり入ればそんなに違和感は感じません。

 

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歯がないと分からないように仕上がりました!

また大事に長期にわたって大切に使っていきましよう♪

 

昔、抜いた歯です。。。


 

患者さんは70代男性。

 

昔、前歯を抜いて人工歯を付けてもらってました!

 

治療方針が決まらない、一旦は隙間を埋めて、などの理由からこのような状態だったかもしれません。
でも、ボンドも古くなりますし、歯も移動します。
そこで、今回はきちんと治療をしましょうと。

 

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もともと歯を抜いていましたし、歯茎は整っていましたので、ブリッジ治療をすることを提案しました。
人工歯は1本だけついていましたが、本来は2本の歯が欠損しています。
隣の歯は、必要以上に触らず、神経もそのままにきちんと形成。
印象もしっかりと行っていきます。

 

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色合わせは、峯崎くんが上手にしてくれました♪

 

また長く維持して使ってください!

 

正中離開のダイレクトボンディング


 

正中離開といって前歯の真ん中が離れている状態があります。

ホワイトニング希望の40代男性でしたが、正中離開をどうにかしたい!と希望されました。

 

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当院では、削らずダイレクトボンディングという手法で埋めていきます。
歯を削りませんので、痛みもありません。

色合わせは、だいたい4色くらいの色をベースから重ねて行っていきます!

 

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長い方で、約8年経過の方もいらっしゃいますが、外れたり壊れたりしていません。

 

ただし、タバコは…色の変化が起こりやすいかもしれません!
術後の注意点、長持ちするためには守ってくださいね^^

 

5D-Japanでの発表でした!


 

3月12日、2019年から中止になっていた5D-Japanの症例検討会が今年開催されました!

 

実は2019年に発表予定だった私がそのまま発表者となっていて、本当に緊張がほぐれた時から時間が経ち過ぎていてますます緊張してしまいました!

 

5Dと言えば、今や3年待ちのコースが存在し、ファウンダーの船登先生、石川先生、北島先生、福西先生、南先生の5名によって結成され、全国各地にフォローアップグループも存在します。
私は5D-FST(フォローアップスタディグループ東京)に所属しています。

 

発表はというと、、、
とにかく最善を尽くしました!!!

 

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尊敬する南先生からの助言。

 

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5D-FST現会長の菊池先生からの助言。

 

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まぁとにもかくにもファウンダーの先生方からの多くのご意見と5D-FST中川先生と鈴木先生からの叱咤激励と。
多くの気付きをいただきました♪
発表するまでは嫌だ~と思うほど緊張しましたが、終わってみる世界で活躍する先生方から一度に多くのことを教えてもらえる機会をいただいたんだ!と思っています。

 

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最後に、懇親会では大好きな南先生とずーーーと話をさせていただきました!

先生の大阪のクリニックへは見学に行ったこともあり、また伺わせていただける約束もしましたし、新しいクリニックの建物(南先生、設計大好き)についてもいろいろと・・・
翌日の総会も素晴らしかったです^^
本当に貴重な貴重な2日間でした!!!

今年最初の赤坂会


 

2月5日、お茶の水ソラシティにて2022年度第3回赤坂会が行われました。

 

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今回のテーマは「公開TERRA小屋」大公開!若手登竜門&赤坂会の虎の巻!でした。
TERRA小屋は、主宰である寺西邦彦先生のクリニックで始まった症例検討会ですが、遠方にいる私は参加することが出来ずにいましたので、実際に見て聞いて感じることが出来るとあってとても楽しみでした!

 

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吉田拓志先生と新藤有道先生のお二人の教育公演はあいかわらず素晴らしいものでした♪
そして4人の若手の先生方の懸命な発表も楽しめました♪

 

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4名とも塁先生、新藤先生、寺西先生、富澤先生のクリニックにいらっしゃるとあって、やはり若い時からいいケースを診る機会が多く、また素晴らしい治療方針、治療結果に出会えて今後の成長も楽しみです!
毎回毎回、寺西先生の総括に感動して今回の赤坂会も実のある時間になりました!!

美しさは機能で決まります


 

綺麗にしたい、という希望は誰しもあると思います。
しかし「歯」では、ただ単に真っ白であってもそうはいきません。

 

人間の体の一部である「歯」は、正しい機能を与えれば自然と調和し綺麗に。
それが大切です。

 

確かにいい材料を使用すればもっと突き詰められますし、長持ちの秘訣にもなります。
しかし、それを使えば何でもかんでも綺麗になるわけではないんです。

 

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患者さんは30代男性。
虫歯、歯周炎、古い治療によって口腔環境が悪くなっています。

 

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そこで、まずしなければならないことは、咬む場所を正しく与え機能を取り戻したうえで歯周基本治療を行うことです。
そうすることで自己免疫も十分に発揮しますし、清掃もしやすくなり、あごの位置も正しくなっていきます。

 

その最中に、歯の虫歯の治療や抜歯などの治療を併用して行っていきます。

 

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最終的に今回かなり全体に渡る治療でしたし、患者さんの希望もありすべて保険治療にて行いました。
いい材料を使ったわけではありませんが、歯肉、咬み合わせの状態をみるととても良好ですし、プラークコントロールも良好です。
それを考慮するとやはり、高価な材料を使用するのは確かに究極ではありますが、やっぱりそこではないんだと思います。

 

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人間の機能というものは本当に緻密かつ繊細にできていて、それを壊しては美しさは伴わない。
正しく整いを与えて初めて美しいとなるのではないでしょうか。

歯の色


 

左上の差し歯をやりかえたい、とのことで治療をすることになりました。

 

私たちの歯は、当然、一色ではありません。
内部の色から順に何色も重なっています。

 

私たちが歯を治療し作成するとき、院内では歯茎の形、削った後の治り具合、型取りの時の具合、お家に帰られたあとのケアの仕方まで様々なことを気にしながら進めていきます。

 

また技工士さんのほうでは、渡された模型が全てですから、そこに写真や歯の状態、かみ合わせなどの情報をお渡ししてできる限りスムーズに進められるように連絡をとりあいます。

 

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今回、難しかったのは、患者さんの歯の色が場所によって少しずつ違っていることでした。
技工士さんともどの歯に合わせて色を決めるか、どのような色のセメントでつけるか。。。など。
たくさんやり取りをして患者さんに納得してもらえる歯を提供することができました♪

 

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患者さんもしっかりコントロールしてくださったようで、写真では全く炎症のないきれいな歯茎になってくれました!

歯が折れた!


 

歯がご自分の自慢!と毎回お掃除に通ってくださる80歳のお医者さんでしたが。
先日、右上の歯が折れた!と連絡がありました。

 

来てみるとまぁきれいに折れていてすぐに仮歯に。。。

 

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もともと歯周病もなくお手入れも行き届いていましたので、綺麗に仕上がりました♪

 

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全く虫歯でなくてもトラブルは起こります。
一番難しいのは、力のコントロールだと思っています!
これからも大切に保っていきましょう♪

 

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